作曲 : 六歌 作词 : 六歌 この雨が肩を抱いた時 名前も捨てて連れ去って 見知らぬ者に憧れた 成れの果てが今だと知ってても 小さな天国 外は華やかだって 向き合えば 闇に触れる 当たり前が揺らぐ 染まって染まって紅に藍に 狂おしい程尽くしても 落ちる椿を演じては 落とした小判を競うお仕事 本当の言葉で頂戴な なんて贅沢言えません 何処が花道 獣道 惚れた腫れたなんて 捨ててしまえ 艶やかな着物 見遣れ 郭の値札 噎せ返る肌 お預け 繋ぎ止める手口 後ろめたい 疎まれたい 踏み躙る罪を許して 油断してたらその隙に 喉元狙って噛み付くかも 麝香と紫煙が香る 楽園の中 いくらでも差し上げましょう お望みの通りに 染まって染まって紅に藍に 狂おしい程尽くしても 落ちる椿を演じては 落とした小判を積み上げて 嫌って嫌って誰でもない 求められたい 私じゃない 他の行き方なんてもう 思い出せないの 笑えるじゃない