作曲∶六歌 作词∶六歌 熱りが褪めた頃に 見送ればあらわ 理解を拒んでる振りも  彼方への手向けも消えて 懸想した花は その実も結ばず 影絵映しの虚像のように 走馬灯 駆けてく景色に想いを重ね ずっと ずっと 焦がれていたかった 空っぽが溢れてくるのに  如何にして今日が 終わると謂ふのでせうか 情けない程にいっそ  取り乱せたなら 容易く失くなった明日と  引き換えに望む通りを 梔子の花に 添えた心まで 朽ちて逝くのが 何より怖い あえかなる 未来閉じ込めた姿見抱え ずっと ずっと 立ち止ったままで 偲ぶほど逃げてく  貴方のいないこの世界に 救いはあるのでせうか 後れ髪 垂り尾の落つる先を 見つめてる 未だ夜は 明けない 走馬灯 駆けてく景色に想いを重ね ずっと ずっと 焦がれていたかった 空っぽが溢れてくるのに  如何にして今日が 終わると謂ふのでせうか 零れ落ちた熱は いつかの幸せの跡 もっと もっと 焦がれていたかった 届かないまほろば  この世に居場所はいらない 貴方の傍以外には