歌をきかせたかった 愛を届けたかった 想いが伝えられなかった 僕が住むこの街を 君は何も知らない 僕がここにいる理由さえも もしあの時が 古いレンガの街並に 染まることができていたら 君を離さなかった 冬の日ざしをうける 公園を横切って 毎日の生活が始まる 時がとまったままの僕のこころを 二階建てのバスが 追い越してゆく