ああ 眩き 光の御子らよ その翼を憩(やす)めて 白き手に掲げたその剣 光受けて 翳を負い それぞれの抱きしその理想(おもい) 色彩(いろ)をかえて 織りなすアラベスク 神の操る糸の悪戯な悪夢(ゆめ)に 躓くとも 強く胸に抱いた希みは天(そら)を翔け 蜜色に染む雲間から 御使いたちの声 舞い降りる プリズムの光が闇夜を祓い給う いつか巡るその未来(あす)を 信じてる 細き背に背負いしその運命(さだめ) 果てぬ時代(とき)の混沌と 欲望と戦いの間(はざま)で 胸は深く血に染まるとも 人間(ひと)の願いの轍 終わりなき悪夢(ゆめ)に迷うときも 高く顔をあげて 清き詩篇(うた)を紡ぐ 薔薇色に開く天から 祝福の鐘 今 鳴り響く プリズムの光が孤独を祓い給う いつか届くこの祈り 抱いて ああ 眩き 光の御子らよ その翼を憩(やす)めて ああ 耀う 聖なる御手よ その恵みを与えや