[00:02.72]光射す場所 [00:04.30] [00:10.95]読み:櫻井孝弘 [00:13.29] [00:23.03]揺れる木漏(こも)れ日 黄金に染まる石畳(いしだたみ) [00:28.14]静けさの中で見つけた安らぎ [00:31.40]まるで陽だまりのような温もりに満たされて [00:35.61]気持ちごと深呼吸している [00:39.31]木々をぬって緑をそよがせ吹き抜ける風の波は [00:43.33]穏やかで そして愛おしい [00:45.77] [00:47.96]混沌とする時代に生まれて 血を流す心が傷む [00:53.35]その向こう側にある幸せは未たに遠くて [00:56.77]影さえも見えて来ない [00:59.90]だからこそ私たちは希望を手にして [01:03.37]信じた道を歩み続ける [01:06.30]ただ真っ直ぐ真っ直ぐ 光射す場所を目指す [01:11.48] [01:16.09]果てしない空の高みは 何処までも蒼く蒼く透き通り [01:21.84]人の世の汚れや痛みを全て包んで [01:26.29]許しているのように瞳に映る [01:28.11] [01:30.36]果てしない空の高みをいつも目指そう [01:34.32]胸に抱いている願いを私は気高く掲げて [01:38.43]この想いの限り いつも目指して行こう [01:41.17] [01:50.37]小鳥のさえずり きらきらと眩しい水しぶき [01:55.02]時間の流れまでもはしゃいで [01:57.76]音をたてているように軽やかに過ぎてゆく [02:01.29] [02:03.27]まるで咲き競う花たちのように [02:06.31]語り合える仲間たちと共に見ている景色は [02:10.25]ひとコマの絵のように優しくて [02:13.81]どこか懐かしい [02:15.54] [02:19.27]目まぐるしく変わる時代の叫び [02:22.20]その渦(うず)の中にある真実どれだけ掴んでも [02:26.34]するりと指の隙間から逃げて行くかのようだ [02:31.43]だからこそ私たちは夢をカタチにする力を [02:36.02]与えられたのだから [02:37.68]ただ怖れずに強く [02:40.18]顔を上げて光射す場所へ進んで行く [02:43.15] [03:05.55]果てしない空の高みは 何処までも [03:08.95]遠く遠く広がっている [03:12.32]人々の願いや祈りの全てを抱いて [03:15.01]叶えるかのように輝き続けている [03:17.90] [03:20.56]果てしない空の高みへ舞い上がるために [03:23.75]希望の翼に風を受けながら [03:26.59]この願いを届けよう [03:29.50]今よりも高く高く舞い上がるために [03:32.99] [03:37.24]いつまでも希望の光をこの手のひらに [03:41.20]揺るぎない強い想いをこの胸の中に [03:44.62]灯しながら宿しながら信じて生きて抜こう [03:49.82]