闇路を駆け抜けて 何もかも見下ろした 輝いた月夜にサヨナラ 静寂を求めて 時にその牙を剥く 千里先まで貫いて 空 染まる度に 疼くその胸に 何を抱いて行ける 今のままでは終われない 嗚呼 零れるように 輝く光 凛として 舞い踊る 胡蝶の夢 紅い葉を持つ白き守り人 そう、誰も彼も 忘れ去る その頃にほら 笑う 鐘の鳴き声に 唸るように応えて 眠る星達にサヨナラ 互い抱いた憎しみは 愛の裏返しで 不器用な二人を照らす 日が 暮れる度に 虚しさを隠し 何を受け入れてく 今のままでは終われない 一振りの刃に良く似た少女 凛として 舞い踊る 胡蝶の夢 紅い葉を持つ白き守り人 そう、誰も彼も 忘れ去る その頃にほら 笑う 駆け抜けてく 風が運ぶひとひら 止まる ことなどないように 怖れず進んでゆけ 今 羽を広げて 飛び立つように 凛として 舞い踊れ 終わりはない その手が抱いた 約束の地を そう、誰もが 知らずに 憧れていた 嗚呼 零れるように 輝いた光が 舞い踊る 胡蝶の夢 紅い葉を持つ白き守り人 そう、誰も彼も 忘れ去る その頃にほら 笑う...