風に舞う静けさを 何処か懐かしみ 常に移り変わる季節に 心を重ね 雨の日濡れながら 無理矢理 笑顔浮かべ 届かない声かけてみる「大丈夫?」なんて 風を祝う幼い姿には 少し不安げな声 そんな時には 思い出してごらん 何時もの夢 風の息吹 木々の揺らぎ 小春に色づく優しさをほら 小さな指先には 消える事の無い優しい温もり すれ違い行き止まり 歩むこのキセキ 涙流したアナタの為に 「おかえりなさい」 真夏の晴れた日も 心は晴れのち雨 ドコか不安な横顔に 声もかけられず 風を祝う優しい姿は 迷いを振り切る鐘 心濡らす 冷たい雨だけど どこか暖かい 風の調べ 森の匂い 全てが始まるあの頃をほら 手を取り進みましょう 何処までも続く物語の元へ 雨もやがては止み 明日に光が射す 風を祝い 大地を潤して 何時か花咲かすの 新しく吹く風に そっと耳すませ 今は目の前の幸せに 寄りかかりましょう 明日はハレ ケの昨日 これからのキセキ 変わる事の無い 思い抱いて 歩いて行きましょう