作词:やまじ 作曲:やまじ 憧れていた魔法の国は 神様の庭 現実になる 鼻を突く臭いに  いよいよ人集ってきて 昏睡の愛で今日も塞いでいく 咲きかけの花びらを脱ぎ捨てて 生まれる前を思い出して 美しく生きるだけが能じゃないと 無表情で呟いた 雨にやられた腐った根が 救われるなど考えちゃない 剥げた壁画に刻み込んだ 僕の名前をもう見ないでよ 止めた呼吸の存在が  君だけの生を謳歌して 吐き気を催す硝煙も  嘲笑うように顔を出した 溢れ出す言葉と  ノートに綴った ABC 見向きもされぬ感情を  拾うことは優しさだろう? 咲きかけの花の底で芽生えた 鮮やかな果実は無視され 色のない服を着た王子の様に 身体丸めて眠った 君とずっと生きてきたよ 別れなんて寂しいな 空の底に射したその光が 美しい果実を実らせ 咲きかけの花びらは君の為に 過去に吹かれ舞い上がる