アントワネットブルー 「驅魔少年ED4」 ゆめをみた こわい夢を。 遠ざかる背中(せなか)に凍(こご)えた... 在るはずのその温度(おんど)を もう一度って探(さが)してた むき出(だ)しの独(ひと)りの夜 逃(に)げる場所も 何(なに)もなくて 鳴呼(なるこ)、何時(いつか)か戸惑(とまど)いながら 自分を責めてた だから傍(そば)に居(い)て ずっとだと言(い)って 悪魔の声を搔(か)き消(け)すまで 失(うしな)わぬように、そっと確(たし)かめる 大切な記憶(きおく)は 過(あやま)ちになっても ねぇ、なぜか美しいだけ 青(あお)い蝶(ちょう)ーー お気(き)に入りの髪留(かみど)めをうなじ飾(かざ)って 風(ふう)に舞(ま)う 君はそれを 「標本(ひょうほん)みたい。」って笑(わら)った 呑(の)まれてく光の渦(うず) だけど とても易(やさ)し過(す)ぎて 弾(ひ)き金(きん)を引(ひ)ける準備(じゅんび)を 私は、していた... だから傍(そば)に居(い)て ちゃんと触(ふ)れていて 私が指(ゆび)に溶(と)け出(だ)すほど 息(いき)の音(おと)を止(や)める、そんな快楽(かいらく)で かわいた約束(やくそく)は ケロイドを残して(けろいどをのこして) こんなにも愛おしいだけ だから傍(そば)に居(い)て ずっとだと言(い)って 悪魔の声を搔(か)き消(け)すまで 失(うしな)わぬように、そっと確(たし)かめる いつかその全(すべ)てが 過(あやま)ちになっても構(かま)わない 愛に冒(おか)して...