夏の日射し 枯れた花は 通り雨を待っていた 今は少し同じ気持ち 流れ雲を眺めてた 泣かない 声にすれば 全て消えてしまう気がしてた だけど 気づけば 泣いていた 少しだけ 少しだけ 真昼の白い夢に堕ちてみたかった 繰り返し 手を伸ばし 迷子の子供のように声を張りあげた 風の消えた午後 燃え盛る太陽 アサルムの呟き 聞いてほしい 陽炎だけが揺れている