「ふわふわり~舞桜~」 「AIr」より 一欠片(ひとひら)の花びらが そよ風にふわり 水面に浮かぶ欠片が細波に揺れ 消えてゆく雪を 踏みしめて 残る足跡 溶けてゆくけれど 白い靴にとてもちいさな花びら そっと風に 流されて 涙色へ 桜舞い上がるふわふわり 春の風が空の夢へ 桜色に光る雲が 僕の空で舞う 桜舞い乱れふわふわり 春の風をまといながら 桜色の雪が僕の足跡染めてゆく 桜舞い踊るふわふわり 春の風が空へ空へ 桜 涙 こぼれ あふれ 春の色の雨 桜舞い落ちるふわふわり 春の風も時間を刻み 桜色の夢が一滴の花びらへと ふわり… ふわふわりと揺れている… 花びらを紡ぎ… Sad... ふわふわりと揺れていた… 花びらの夢を Sob... 終わり