[ti:] [ar:] [al:] [00:00.00]ふたりがけ安楽椅子 [00:37.85]学路に季節の花 [00:46.24]お気に入りの頁に挟んで [00:53.93]仕舞いまで読んでたらいつしか [00:58.18]『ひとつ ふたつ みっつ みすてりゐ』 [01:01.72]雨もあがりおさげも跳ねた [01:06.09]『いろは はにほ ほへと』 [01:09.64]谜々しよう 探究しよう [01:17.34]「頁が――」 [01:21.29]迷い風ひゅうと運んでった [01:32.26]「はらひら舞う青春は睫毛に残った涙。 [01:40.21]走るうち乾いて消える。名残りもなく。それでいい」 [02:04.49]背伸びして選んだ本が [02:09.72]『よっつ いつつ むっつ みすてりゐ』 [02:12.58]いつかきみを大人にする [02:17.24]『はにほ ほへと いろは』 [02:20.31]洗朱(あらいしゅ)の空 背を追いかけ [02:27.50]帰りましょう [02:31.96]物語の海へ [02:35.97]「だから書くことやめないで。いつまでだって解いてあげるから、 [02:44.21]探偵であり続けるから。きっと、ずっと」 [03:15.83]『云うな 云うな みなまで云うな』 [03:31.80]「花舞う青春は睫毛に残った涙。走るうち乾いて消える。名残りもなく」 [03:47.23]「ぜったい書くことやめないで。いつまでも解いてあげるから、 [03:57.09]探偵であり続けるから。ずっとふたりがけ」