錆びつく風　渇いた舌先
枯れてく喉など　捨てていきたい
進化の度 後ずさる夢と
誰にだってある希望を遠ざけて

変わって行く事は怖くなくても
犠牲はいつだって　付き物だと
解ったその時
うずくまり泣いたときの悔しさ忘れない

人間は生きる為何処へ向かい
何を捜し求めるのか
道に咲く花踏みつけて　走って
儚く倒れ刻む証　残せたなら
未来の果て辿り着くの？
幾度となく巡りゆく季節の中
佇む夢


無機質さが 雨音に混じり
響く電子音を遮る雨
一秒だけ　安堵のため息
恵まれても「どうかしてる」と嘆いた

答えがあるなら誰も迷わない
無神経な声が　苛立たせる
手のひらにひとつ　黒い涙落としてく
別れを告げた空

静寂の叫び　非情な街
影は揺れて消えていった
引きずられるままの世界　廻って
群れに紛れて　涙隠し歩く事が
正しい生き方のようで…

何かの為 誰かの為
いつか思い出せる？ah－


「止マレ」のサインが　赤く揺れて
目を塞いで　立ち尽くした
バラバラに砕けた過去のシナリオ

滲んだ光 永久に続く
道照らせば
動ける限り進むだろう

いつか悪い夢も覚め
全て膿は　流れ落ちる