[ti:] [ar:] [al:] [00:18.14]ぼんやりぼんやり月夜に洋酒呷って [00:20.68]まったりまったり 月見酒 [00:23.62]街灯点灯 きらきら街は光って [00:26.71]蛍火畑のさながらで [00:29.21]行進邁進 異国の兵隊さんは [00:32.23]ラッパをパッパラ吹き鳴らし [00:34.74]折衷熱中 髷なら切り捨て御免 [00:37.52]文明開化の音を聞け [00:40.55]あゝ真っ赤な靴を履いて [00:43.09]あゝ繁華な街を抜けて [00:45.74]あゝタッタラ君は駆ける [00:48.67]其の一寸先も見えぬ世で [00:51.21]ほら [00:52.19]うるさいしがらみ取り払って [00:54.47]知らない新たを身に纏って [00:57.09]あの娘は [01:00.10]あっちもこっちも皆々振り向きゃ [01:02.77]再三散々 受け取る恋の文は [01:17.04]バッグに丸々押し込んで [01:20.00]恋々 男と女の色恋なんて [01:22.65]天運任せの花合わせ [01:25.62]あゝ遠くの故郷を想い [01:28.04]あゝ東京で見る夢は [01:30.95]あゝもっぱら君のことで [01:33.51]又巡り巡る頭のうえ [01:36.37]ほら [01:37.12]しがないこの世を怨んだって [01:39.50]しゃあない何にもなりゃしないね [01:42.41]踊り踊るるあの娘も高襟姫 [01:45.26]怨みつらみも忘れさせるから [02:10.70]このまま時は過ぎて [02:13.26]その真中で陽は暮れて [02:16.21]あゝ今日やら昨日やらの事は忘れ [02:18.83]又巡り巡るが人の常 [02:21.43]ほら [02:25.19]うるさいしがらみ取り払って [02:27.29]知らない新たを身に纏って [02:30.36]あの娘ら天真爛漫高襟(はいから)姫 [02:33.08]あっちもこっちも皆々振り向く [02:35.29]そら [02:36.29]あの娘もその娘も踊り踊るる [02:38.19]和洋折衷純情可憐な [02:39.21]天真爛漫高襟お嬢様 [02:40.04]願わくば 憧れの [02:45.46]お姫様