[00:22.41]今宵彼の君　姿を照らす
[00:25.59]満つる　見目麗しき月灯かり
[00:28.75]鈍色の影引く　宵口に
[00:31.93]想ふは　永久（とわ）の刹那
[00:35.89]
[00:48.67]寄せ返す　波にも似た
[00:51.82]揺らぐ恋　夢か幻か
[00:55.03]色付いた　葉を乗せ舞う
[00:58.21]冷めた風　往く宛ての　無い文
[01:02.42]沈んでは　浮かぶ空見上げ
[01:07.23]まだ　赦されぬ　故を馳せる
[01:14.11]
[01:15.23]今宵　愛しの君　意を偲ぶ
[01:18.38]満つる　見目麗しき月灯かり
[01:21.66]鈍色の影引く　宵闇に
[01:24.84]想ふは　永久の刹那
[01:28.79]
[01:41.44]焼き付いた　瞼の奥
[01:44.62]一時も　離れる事無く
[01:47.79]秋空に　棚引く雲
[01:51.04]繋がりを　重ね繰り返した
[01:55.20]離れ行く　距離を結んで
[01:59.95]二度　惑わない　契る雫
[02:06.88]
[02:08.05]朧　滲む弧光　丑三つの
[02:11.20]水面に揺らぐ空　流れ行く
[02:14.46]御前を眩ませる　霧雨に
[02:17.68]飾るは　虚（そら）の刹羅
[02:21.36]
[02:36.86]今宵彼の君　姿を照らす
[02:40.03]満つる　見目麗しき月灯かり
[02:43.25]鈍色の影引く　宵口に
[02:46.46]想いは　永久の刹那
[02:49.65]朧　滲む弧光　丑三つの
[02:52.82]水面に揺らぐ空　流れ行く
[02:56.00]御前を眩ませる　宵闇に
[02:59.28]残した　永久の逢瀬（おうせ）
[03:05.19]