誰も居ない荒れ果てた世界で 突然僕は解き放たれた 捨てられたのか逃げ出したのか 今では覚えてない ジオラマみたいなあの世界で 僕は求め続けてきたんだ 自分じゃない誰かの言葉と 消えることの無い光 古ぼけた電波塔から 自由を目指し解き放つ 走り出す物語の先には 巡る千の夢 灯火は永遠だと思えた夢幻放射線 廻る世界 ずっと見届けたいな この創世の地で 冷め切った横顔を見せた 三日月を照らしては消えた 移ろう太陽の灰色に 冒されたままの時計 吐き出した最期の絶望と 吸い込んだ始まりの希望と この胸の奥で沈んでは 浮かぶ幾千の言葉 古ぼけた電波塔から 自由を目指し解き放つ 走り出す物語の先には 巡る千の夢 灯火は永遠だと思えた夢幻放射線 廻る世界 ずっと見届けたいな この創世の地で