血塗られた夜の道連れに あの唄を口ずさんで 古の呪いを真似た 生贄に名乗り出るの 許されない罪の歯痒さを この胸で眠らせたら 癒されない人の憎しみが 緩やかに突き刺さるわ 身も心も捧げて祈る 災いの旋律 闇に染められた女神 それが…私? いつか私が貴方に差し出した手は そう 虚しく空を掴んで そして 貴方が私に告げた別れが ただ 遠く木霊している 些細なことで 淡い日々は壊れるわ だから 私が全部受け止めてあげるの 寂しくないとか言えば 嘘になるけれど 涜されながら 私の愛は輝くでしょう 救われない人の醜さを この胸で慈しめば 滅び行く運命の痛みも 少しだけ報われるの 身も心も捧げ現す 贖いの報せ 永遠に世界に幸あれ それが…希望 いつか 世界は私を忘れるのでしょう ああ 枯れた花の行く末 そして 私は夕凪の中に溶け込み ただ 貴方を見守るでしょう 愚かな術で 甘い日々も凍えるわ だから 私がそれを焼き捨ててあげるの 哀しくないとか言えば 嘘になるけれど 砕かれながら 私は星屑に変われるでしょう この命を捧げ断ち切る 苦しみの輪廻 夢の未来を携え 夜が明ける 身も心も捧げ輝く 幸福の下僕 愛を求めず尽くせた それが 嬉しい いつか 貴方も私を忘れるのでしょう でも 証は生き続ける そして 貴方の微笑み見届けたなら もう 私は消えて往くわ 些細なことで 淡い日々は壊れるわ だから 私が全部受け止めてあげたの 寂しくないとか言えば 嘘になるけれど 忘れられても 私の愛は輝くわ いつか私が貴方に差し出した手は そう 虚しく空を掴んで だから 私が貴方を想う気持ちは この世界に生き続ける 愚かな術で 甘い日々も凍えるわ だから 私がそれを焼き捨ててあげたの 哀しくないとか言えば 嘘になるけれど 忘れ去られた 私の星屑は輝くでしょう