間違い探しに夢中になってちゃ 見落としてしまうものばかりだ お手本通りになぞるぐらいなら 破って捨ててしまっていい 名前も形も無いもの 文字や言葉じゃ足りないよ 君に指図をできるのは 他でもない 誰でもない 君一人だけで十分さ 白か黒なんて決めないで 勝ち負けなんてないぜ 滲んでも くすんでても 濁って見えても 喜び 悲しみ 怒りも パレットに流し込んで かき混ぜたら思い切り ぶちまければいい ほらどうだろう 思うほど悪くないだろ? キャンバスには君だけの色 不器用な手つきも逆手に取ったら 大胆不敵なスパイスさ 偽物とからかわれても 退屈と罵られても 君に拍手を送るのは 他でもない 誰でもない 君一人だけで十分さ ○か×なんて決めないで 正解なんて要らないぜ 曲がっても ブレてても 歪んで見えても 笑顔も泣き顔も全部 筆先に織り込んで 振り上げたら思い切り 叩きつければいい ほらどうだろう 思うほど悪くないだろ? キャンバスには君だけの模様 ただ ただ ひとつも無駄にしたくないんだ まだ まだ 完成予想図さえ見えてない そもそも必要ない 光と影のその間 0と1の間 無限の選択がいつでも 僕らを待ってる 迷いも躊躇いも不安も 隠さなくたっていいよ 君を作る全部を 描いてしまえばいい ほらどうだろう 思うほど悪くないだろう? キャンバスには君だけの色 誰でもない ほら 君がいる