初めて出会った あの日の君は 小さな瞳で 僕を見ていた 少し背が伸びた あの日の君は 大好きな歌を 聞かせてくれた 何気ない 時間ほど 大切に思える 取り止めのない出来事でも 足早に過ぎてゆく 季節の流れにそっと身を任せてる いつか君が大人になって 楽し歌を口ずさむ日は 僕もここで聞いているから 一緒に歌いながら 久しぶりに見た あの日の君は 涙を浮かべて 俯いていた そよ風がそっと 君を包んで 懐かしい歌声 届けてくれた 止めどなく 溢れてる 悲しみの言葉に 耳を傾けることだけで 僕の手じゃその頬を拭うことさえできない それでもずっと いつか君が大人になって 悲し雨が降り注ぐ日は 僕も同じ雨に打たれて 一緒に涙流そう 君が君を嫌いになって 自分のこと傷つける日も 僕はずっと大好きだから 誰よりも君のこと いつか君が大人になって 前を向いて歩き出す日も 僕はずっと見つめているから 小さな君の背中 いつか君が大人になって 僕のことを忘れたとしでも 僕はずっと覚えているから 君と過ごした日々を いつもここで見守っているから 君の歌を口ずさみながら