遙か地の果て  捨てられた都に佇む 踊り浮かぶは  無念なる死を遂げた御霊統べる者 深紅なる河 闇より流れ  生きとし生けるモノを呑み込んでく 烈火の吐息 身体を包み  響く鳴き声鼓膜犯す 世に生まれ来る 数多の命  くりかえす言葉断末と化す 大いなる宇宙 巡り廻る星  その理と輪廻の苦界 愚かなりよと 異邦の者 呟く 仰ぎ見たとて 瞬き 現れない 暗く閉ざされた空 この瞳は何処まで 見通してゆけるのだろう 果ても知らず 瞼閉じるよに そう心さえも ふわり消えてしまいそう 満ちる恐れと 伝い来る危惧  尽きることなく涸れることもなく 湧き出ずるよな 汚れた泉  孤独だけが視界を覆う 訪れはせぬ 解り合う日々  望む望まぬも朧へと伏す 無数なる愚挙 無量なる忌み  ガラスの刃に満ちた奈落 押し潰される 自分さえも どこなの いつからだろう あなたに 触れられない 想いすらも届かず ただ憧れだけ 求め続けたのだろう 子供のよに 祈りにも似つく この瞳の光を 永久に抱きしめていこう 暗く閉ざされた空 私は何処まで 見通してゆけるのだろう 果ても知らず 瞼閉じるよに そう心さえも ふわり消えてしまいそう 音も立てず 想いすらも届かず ただ憧れだけ 求め続けたのだろう 子供のよに 祈りも似つく この瞳の光を 永久に抱きしめていこう