おやすみ 広がる 赤い 荒野 誰もが 在ることを 忘れて 眠りにつく 深い深いそこへ 今日も一人 おやすみ 消えることなき 炎 今では その熱も 忘れて 眠りにつく 深い深いそこへ 虚しさを枕に おやすみ 長すぎた 空虚 昔の 形さえ 忘れて 眠りにつく 深い深いそこへ いつも一人 嗚呼 もう ただ ただ 枯れるのを待って 嗚呼 ひたすら 空を見つめる子猫 おやすみ 霞みゆく この景色 誰もが 在ること 忘れる 救いのない 深い深いそこで 心燃やし尽くす 眠りに付く 深い深いそこで 灰のように おやすみ 消えることなき 炎 今では その熱も 忘れて 眠りにつく 深い深いそこへ 虚しさを枕に おやすみ 長すぎた 空虚 昔の 形さえ 忘れて 眠りにつく 深い深いそこへ いつも一人 嗚呼 もう ただ ただ 枯れるのをやめて 嗚呼 ひたすら 空を目指す子猫 おやすみ 変わらない この 景色 誰もが 在ることを 忘れて 眠りに付く 深い深い底へ 今日は一人 おやすみ 待ち続けてた 子猫 忘れられた 廃墟の したで 眠りにつく 深い深いそこへ 明日は二人 眠りにつく 深い深いそこへ 明日は二人