[al:Nostalgia] [ar:doriko] [ti:文学者の恋文] [00:00.00] 作曲 : doriko [00:00.340] 作词 : doriko [00:01.22]言葉をあなたに捧(ささ)ごう [00:04.00]この僕(ぼく)の心と同(おな)じ憂(うれ)いを文字(もじ)に籠(こ)めて [00:09.79]どれだけ绮麗(きれい)に描(えが)けたならあなたに届(とど)くのか [00:20.00]文学者の恋文 [00:33.55]涙(なみだ)零(こぼ)した二つの少し離れた雨傘(あまがさ) [00:41.31]あなたの声が聞こえない [00:44.73]雨音(あまおと)が邪魔をした [00:48.74]初めて誰かに恋(こい)をしてた [00:52.82]きっとあなたも気(き)づいていたね [00:58.05]胸を裂(さ)く切(せつ)なさを手紙(てがみ)に綴(つづ)ろう [01:06.08]言葉をあなたに捧(ささ)ごう [01:08.90]この僕の心と同じ憂(うれ)いを文字に籠(こ)めて [01:14.72]どれだけ绮麗(きれい)に描(えが)けたなら伝わるだろうか [01:22.62]言葉にできないなんて逃げ出せない [01:26.57]まるで一人孤独な文学者(ぶんがくしゃ) [01:30.50]仆が織(お)り上(あ)げた言葉でこそ [01:34.37]届けてみせたい [01:54.13]変(か)わらず空は晴(は)れない [01:58.00]二つ並(なら)んだ雨傘(あまがさ) [02:01.92]あなたの指に触(ふ)れた日 [02:05.36]雨音(あまおと)が遠くなる [02:09.30]拙(つたな)い手紙を渡(わた)したけど [02:13.50]雨に滲(にじ)んだ文字(もじ)が読(よ)めない [02:18.68]それでも「ありがとう」とあなたは笑(わら)った [02:26.75]言葉をあなたに贈(おく)ろう [02:29.49]もう一度いつか必(かなら)ず渡(わた)すと約束(やくそく)した [02:35.36]そうする自分(じぶん)が悔(くや)しかった [02:39.33]あなたの優(やさ)しさも [02:43.26]飾(かざ)らぬ心を書(か)けば幼(おさな)すぎて [02:47.22]姿(すがた)もない「誰か」に笑(わら)われた [02:51.11]その時(とき)忘れてしまったもの [02:55.01]幸せの中(なか)に [03:14.85]寄(よ)り添(そ)う月日(つきひ)は黄昏(たそがれ)ゆく [03:18.68]仆らに残された時間は [03:22.64]あと僅(わず)かだと知(し)っているのか [03:26.58]目(め)を閉(と)じあなたは呟(つぶや)く [03:30.43]「最後に願(ねが)いが叶(かな)うのならあの日の手紙を下(くだ)さい」と [03:38.09]ただ言(い)い残(のこ)して眠(ねむ)りにつく [03:49.37]例えば「好き」と一言(ひとこと)の手紙(てがみ)でも [03:54.10]あの人は大切(たいせつ)にしてくれたのだろう [03:57.97]本当は自分(じぶん)も分(わ)かっていた [04:01.92]けどできなかった/ [04:05.88]心を綴(つづ)ることから逃げ出した [04:09.81]仆は一人 無力(むりょく)な文学者(ぶんがくしゃ) [04:13.74]語(かた)ろうとしてた「誰」のために [04:18.15]誰のために? [04:21.43]だからせめてまたあなたに会(あ)うときは [04:25.33]あの日の僕が続(つづ)きを渡(わた)すから [04:29.24]ペンを走(はし)らせる窓の外に [04:33.14]雨音(あまおと)が響く [04:41.31]终わり