爪先に落ちる 滴の温度も 肌に張り付いた湿度も 背筋を伝いゆく線も不確かに 脈打つ音だけが耳に響く 静かに今 言葉ひとつ宙に消える 届く事の無い この声が 飲み干せずに溢れて 私の喉を閉ざす 溺れてゆくように "意味なんて無いんだ" ざらついた舌を 突き出して嘯いてみる 散りばめられた思い出を見下ろして 無邪気な輪郭をなぞり呟く 叶わないもの 言葉ひとつ宙に消える 届く事の無い この熱が 飲み干せずに溢れて 私の喉を塞ぐ 溺れてゆく 終わる事の無いモノなんてないのに また繰り返し生まれてく 见えないふりをして膝を抱えてる 息も出来ないままで 言葉ひとつ宙に消える 届く事の無い この熱が 飲み干せずに溢れて 私の喉を締める 手を離そう 繋いだ総て もう何もいらない