[00:34.02 白いどれすひらり うさぎ逃げてく花園 追いかけるあの子は ここまで戻れるかしら 黒い靴鳴らして 歩いたあの頃には もう二度と帰れないから 歪んだ道の奥 歩き疲れた少女は 迷い込んだ先に 何を見つけたのかしら 饒舌な猫さえ 隠れてしょうこの桃源郷 逃げ出したいのなら おいで [04:42.62 [04:49.85 飛べずに彷徨う白いその腕 千切れたあの子はもう逃げられない さよなら さよなら さよなら ここでお別れおやすみよ [05:11.02 [05:18.01 ひらりひら染まってゆく あの子もまた紅へと [05:32.08 私のお気に入り 紅いドレスと人形 またひとり迷った この子は戻れるかしら 鏡に尋ねても 紡ぐ言葉は同じね 「もう二度と帰れないから」 「どうして?そうして?」囁く声 目を閉じ嘆いた少女へうたう おいでよ おいでよ おいでよ 怖がらず手の鳴る方へ 惑わすこの道奈落の底に 鬼さんこちらと囃して笑うの 誘え 誘え 手招き 蓮の花開く頃には 飛べずに彷徨う白いその腕 千切れたこの子はもう逃げられないわ さよなら さよなら さよなら ここでお別れおやすみね ひらりひら染まってゆく この子もまた紅へと