砂の上に築く城 脆く消えて 夢の残り香、微かに胸に揺れる 想い半ばに消えてゆくのなら もう独りで歩くことはないのか? この道や 行く人も 消えていつの間にか 秋の暮れ 沈みゆく街はただ暗く まだ夢に見た物語 終わることもなく続いてる 色褪せる前に追いかける 紡いだ糸、手を離れ 姿変えて おもいおもいの夢へと心繋ぐ 鮮やかな想い映すため 闇の先に手を伸ばしていく 幼い日 夢に見た幻の地図を追いかけて また独り 道なき道へと この道や 行く人も 消えていつの間にか 秋の暮れ 沈みゆく街はただ暗く まだ幼い日 夢に見た幻の先の現実へ 地図もなく独りきり歩く 今暗闇を 一つだけ灯火を翳し歩くこと 終わらない物語求め