夕暮れオレンジに染まる つぎはぎの街はグレイ 僕らはあの頃のまま 覚めない夢の中 もやもやまみれの自由を集めては僕ら笑った 未来は絵空事のよう 目隠して走った ため息も吸い込んで 夢中で走り抜けた季節 疲れ眠れば  また世界は生まれ変わる 伸びた背で見渡す風景 転ばないように歩いて いつの間にか早足になってたね 道はまたふたつに分かれて 星座は巡りゆく 「このままでいたいな」 そう言って君は歩く いくつもの扉を開いた いつのまにやんでいた雨 夕暮れに染まる街は 覚めない夢の中 手を繋いで歩こう僕らのスピードで 想い出を地図にして 僕らは今もあの頃のまま 描いていた「明日」は 今も僕らのとなりでほほ笑んで 手をさしのべ待ってるよ だから 歩いていこう 僕らはあの頃のまま 覚めない夢の中