作曲 : 薬師寺寛邦 作词 : 薬師寺寛邦 別れは突然一本の電話 何度も何度も 言葉を聞き返した 確かあの日もこんな暑い日で 今は必死に記憶を巻き戻してる 左手にはやわらかな手 離さずにいてくれた 八幡様に灯ともる忘れじの夏 瞳を閉じればわたしは子供で いつでもあなたのうしろ 影踏み遊び 胸にぽっかり穴が空いていた やさしいあなたの面影だけに 揺られて 大きな背中越しに聴いた童歌 ふたりつながる影が伸びた 夕暮れ 歩き疲れて泣いたわたしに 買ってくれた水風船 すべて消えてゆくものと 知りながら 信じた「永遠」 いくつになっても わたしは子供で いつでもあなたのうしろ 影踏み遊び さよならさよなら あなたはもう幻 この先も記憶の淵で 影踏み遊び ありがとうありがとう 言えなかったけれど これから生きる道で 伝えていくから