私の目には映らないもの 貴方はずっと 見ている 記憶の さきに 絶え間なく降り続ける雪 真白に包まれてゆく大地 色を失くす 『きれい ね…』 世界はいつだってすぐ近くで でも 果てなく 遠い 本当はみんな孤独で 違うものを 見ているのでしょう けれど 人は 言葉で 同じ気持ちを分かち合える ほら 近付く 世界が 他愛なく 交わされたふたつの意識 それだけでいいの 真白な大地 灰色の色 貴方と創る 色