[00:00.300] [00:13.650]僕のお父さん 今日も帰ってくる 何事も なかった様な顔で [00:26.220]青い目をした 神様の絵を描いて暮らしている [00:39.040]僕のお父さん 僕のためにいろんな食べ物を 買ってくる [00:51.780]肌の色の違う 神様の絵を描いて買ってくる [01:17.620]街では今日も オセロゲームの様に 黒が白に 塗り潰されていく [01:30.140]でもそれはゲームじゃない 友達が次々に消えていく [01:43.130]退屈なリズム ただ刻まれて [01:49.300]蝶のように舞い 蜂のように刺していく [02:10.270]いつからだろう 俺の拳の前に嘘のように 金が積み上げられていく [02:22.770]空腹は満たされて いつしかこの名前も かすんでいく [02:35.340]街では今日も オセロゲームの続き 黒も白も塗り潰されていく [02:48.060]灰色の雲が この腕を下ろすように絡みつく [03:01.190]大切なものは ただ奪われて [03:07.490]それでも一人 立ち続けている [03:41.160]いつの日だろう [03:43.470]栄光の中に身を置き 眩いあの場所から 去ったのは [03:54.150]いうなれば今は影 ただただ震える手を 差し伸ばす [04:06.790]この世界中でオセロゲームは続く やがて誰一人としていなくなる [04:19.240]そんな未来横に ずっとずっと昔のこと思い出す [04:32.500]大切なものを ただ守りたくて [04:38.380]それだけでただ 生きてきたのに [04:50.980]手を差し伸べてみて ねぇ Dad 嫌いなんかじゃないんだよ [05:06.050]ねぇ 痛みなら捨てて ねぇ ねぇ [05:13.910]それはそれとして もう忘れるとして どうせ水の泡のように 消えるのだから [05:31.170]僕のお父さん 僕の名を呼ぶ [05:37.080]青い瞳の神様の祝福を受けた この名で 幼い僕のこと 繰り返し