| [00:00.300] |
やれやれ、これでおしまいか |
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修学旅行の枝折りの編集作業も |
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ようやく片付いた |
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資料もまとめたし |
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あとは学年主任の先生に提出するだけ |
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もうすぐ修学旅行か |
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同室の彼女が私を見ていることに気がついた |
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「まだやっているのかって?終わったわよ。 |
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眩しい?ええ、慣れたからいい?そう、ごめんなさい。 |
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謝るなんてらしくもない?そうね、らしくもないかな。」 |
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こんな時間でも、三つあるベッドのうち、ひとつだけ空のまま。 |
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「ふ~疲れているかもしれないわ。今日も、帰ってこないつもりなのね。」 |
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「らしくないはあなたの方じゃない、四葉さん?いつも話なんてかけてこないくせに。」 |
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そうね、牢獄の中にいると言って会話しないのは、きっとおかしいことなのかもしれない。 |
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「あれ、わたし...」 |
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落ちた髪留めを拾おうとして、視界が歪む、話すことさえできたら。。。それだけできたら |
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相手なんかいないわよ、泣くもんですか。あの子を守るためなら、あんな手するんだから。」 |