[01:51.54
細く尖った針が 身体を突き刺し
硝子に横たえた翅 最後の光を放つ
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[03:39.80
優しい指と硝子の箱が これから唯一の世界
空を忘れて 動きを止めて 慟哭に溺れて
深い眼差し 真綿でくるみ 記憶さえも溶かしてく
もう探せない…
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あれは昨日の扉 開けてはいけない
わずかに注された水に 歪んだ境界 越えて
繭の中で見てた幻は
眩く… 卑しく… 儚く…
冷たい窓と輪の光が これから唯一の世界
締め付けられた鈍い痛みに いつしか酔いしれて
このまま時が止まるのならば それもいいと目を閉じた
はね除ける腕 あざ笑うように 心に住み着いた世界
永遠の美と硝子の部屋が これから唯一の世界
悶える胸に傷が広がり また引き戻される
銀を振りまき心犯してあの日求めてた神秘
今落ちてゆく