水面は ひとしずく受け止めて 行方にも 穏やかに 紡ぎ出す あの音の 緩やかな広がりは 波となり 果てしなく 寄せて返す まだ 見ぬ 夢を抱き まるで何も望まないように 見上げればいつも 輝きを求め 前だけを目指し 歩いてきたけど 全ての答えは この胸の中に 同じ季節を生きる 僕らは皆 時代に舞うひとしずく 光が 静かに朝を運び 霧は晴れ 木の葉から零れ落ちる ここから 何もかも 生まれ変わる 旅立ちのように 巡り合いながら 伝え合いながら 新しい花を 心に咲かせて 風に揺れる波 聞こえる潮騒 違う形を重ね 時代を作る 唯一のひとしずく 巡り合いながら 伝え合いながら 新しい花を 心に咲かせて 全ての答えは この胸の中に 同じ季節を生きる 僕らは皆 時代に舞う ひとしずく