バランス失くした魚のように 僕はらせんを描く 水面に揺らめくキレイな月が 泳ぎ疲れた肌をそっと照らして こぼれてゆく吐息はガラス玉 たくさんの光り集め舞い上がってく words into the silence 月はそっと波を揺らすけれど とめどなく流れ出した 記憶は胸をしめつけて あのやさしさもあのときめきも 持ってくよ 時に抱かれて into the silence …もう僕はこれ以上泳げないから 今また凍った雫の波紋が指先まで広がり…… あゝ少しずつ途絶えてく 真っ白な時に魅せられて あの歌さえもう思い出せない あゝこのまま僕は消えてしまいそう into the silence 水面に揺らめくキレイな月が 泳ぎ疲れた肌をそっと照らし……