風が運んだ いつか見た夢 誰も知らない 優しい記憶 胸をしめつけ 倒れないように 淡い想いで 揺れる 切なく 愛して もがいて 癒され 泡となって 奪われ 流され 色褪せ 消えてゆくから あなたにさよなら…… 時は流れ 羽を休め 深く眠って 風にのって逢いに行くわ そっと感じて髪を撫でるから 膝をかかえて 溢れる涙 思い出すのは あなたの笑顔 輝き続けた二人の 深い夜は 変わらぬ距離さえ嘆いた 星に似ている 重なることなく…… 幾千年 時は流れているのでしょう 灯す夜空 愛の証 いつもあなたを見守っているから 薄紫の空は一瞬 繰り返す夜明けを拒む 二人をつつんで 時は流れ 羽を休め 深く眠って 風にのって逢いに行くわ そっと感じて今を 幾千年 時は流れているのでしょう 灯す夜空 愛の証 いつもあなたを見守っているから……