蒼く眠る水の星にそっと 口(くち)づけして生命(いのち)の火(ひ)を灯(とも)す人よ 時間という金色のさざ波(なみ)は 宇宙(おおぞら)の唇(くちびる)に生まれた吐息(といき)ね 心にうずもれた優しさの星たちが 炎あげ呼び合う…… 波間(なみま)さすらう難破船(なんぱせん)のように もう泣かないで いまあなたを探してる人がいるから お前に逢いたいよと 愛は多分(たぶん)誰かのためにそっと 捧(ささ)げられた永遠(とお)い祈りなのね 人はひとりではいられない 淋しさの星座(せいざ)からこぼれた花片(はなびら)だからね あなたが祈るたび宇宙(おおぞら)に帆(ほ)があがる 優しさにひかれて 蒼い眠りを解(と)かれた美(うつく)しい星よ もう泣かないで いまあなたを探してる人がいるから お前に逢いたいよと もう泣かないで いまあなたを探してる人がいるから お前に逢いたいよと