あれから来なくなった広場で 枯れ葉に月日を想う 曇った空を水鳥が渡って行くのを眺めて 共に過ごした幾つもの想い出が心を駆け巡る 枯れ葉が風に回るように 想い出が駆け巡る 何度も ここへ来ては描いた あの人のことが 鳥よ 空よ私は眺める遠くの人 甃鐘の音 落ちた枝涙 涙が ふいに思わぬ涙がとめどなく溢れて 溢れて