何のために在るのだろう 感情などはとうに腐って のろわれた水に沈んだ 呼ぶ鳥は遥か遠くて 兆しすらないままに叫んだとて 虚しくなるだけ 何度でも夢に見る光なんて 幻でしょ 行くあてのない旅路 暗闇の中一人 救われるはずも無い 永久にこの海に 足る事も知らぬまま 愚かに歩を進める いつまで続けるのか 会えるその日まで 在りたくて在るわけじゃない 滅び方すら分からないだけ 輪廻に戻れるのなら 塵と消えても構わない この海に縛られて忌み嫌われて 全てを失くした 未練などないはずの眼から涙 こぼれ落ちた 行くあてのない旅路 暗闇の中一人 救われるはずも無い 永久にこの海に 足る事も知らぬまま 愚かに歩を進める いつまで続けるのか 会えるその日まで 答えが見えなくても いずれ辿りつくはず 絶望の底にある一片の祈り 足る事も知らぬまま 愚かに歩を進める いつまで続けるのか 会えるその日まで 終わるその日まで 帰るその日まで