空を見上げてる誰かの隙間に どこか既視感が生まれては消える 「蛙 鳴き時雨」なんて今では 遠い国の話を聞いているようで 現代と過去を比べ 足して割ってみても 大した指針になるはずもなく 指先の温度たちが、未来みせてくれる 抜けてく風たち追い越して 私達だけに出来る事とかを 考えてはいつも立ち止まるけれど 好きな人やもの愛し生きたなら どこかの交差点で 答え見つかるかもね 年を重ねたって 退屈さは強く Take2 撮りためて リテイクばかり マイク握り締めて 「まっいっか」と歌ったなら いい絵が撮れたりで 廻る 地球よ 次元超え 心つなぐ そんな笑い話 ひとつはあっても面白いよね 柔らかに 時に難く 人は流れるけど 流れる水なら腐らない 遠き故郷や見えぬ場所とかに 胸を打つような日々が あることがステキ そういうささやかな欠片を拾うわ うつむいてる先に神様がいて 夏の遠雷に緩む涙腺よ 変わる沢山の事と 対峙しないように 君の忘れ物 見つからないけど 振り返った先に 夕暮れの色 映える