「メグルウタ」 繰(く)り返(かえ)す 時間(じかん)のリングに ただ 囚(とら)われてゆく 意味(いみ)も知(し)らず 切(き)った十字架(じゅうじか)は 誰(だれ)の為(ため)の餞(はなむけ) 数(かぞ)え切(き)れぬ 出来事(できごと)が 二人(ふたり)の瞳(ひとみ) 零(こぼ)れ落(お)ちても ねぇ どうか 見失(みうし)なわないで そっと 祈(いの)る 月明(つきあ)かり Ah 繰(く)り返(かえ)す 時(とき)の中(なか) 歩(ある)き続(つづ)ける 旅人(たびびと) 流(なが)れ 消(き)える 僕(ぼく)らの唄(うた) 夢(ゆめ)に変(か)わる前(まえ)に そっと瞳(ひとみ) 空(あ)けたその先(さき)に 泡沫(うたかた)の 潮騒(しおさい) 繰(く)り返(かえ)す 歴史(れきし)に飲(の)まれて もう 聞こえないまま その手(て)にした チカラでは 守(まも)れない物(もの)のほうが 多(おお)くて ねぇ いつか 振(ふ)り返(かえ)る時(とき) 耳(みみ)を澄(す)まし 泣(な)くのかな Ah 許(ゆる)された 道(みち)の上(うえ) 眩(まぶ)しすぎて もう 見(み)えない 誰(だれ)もいない 未来(みらい)の果(は)て きっと 巡(めぐ)り合(あ)う 遥(はる)かな道(みち) 邂逅(かいこう)の旅(たび) いつしか 広(ひろ)げた 翼(つばさ)は朽(く)ち ねぇ いつか 旅(たび)の終(お)わりに どんな顔(かお)で 泣(な)くのかな Ah 繰(く)り返(かえ)す 時(とき)の中(なか) 歩(ある)き続(つづ)ける 旅人(たびびと) 流(なが)れ 消(き)える 僕(ぼく)らの唄(うた) いつか 彼方(かなた)に届(とど)いて 夢(ゆめ)に 変(か)わる前(まえ)に