触れ合う 背中ごしに 伝わる温もり もうすぐ陽が落ちる 他愛ない言葉は 音のない風に巻かれて消えていった いくつかの季節が 過ぎ去ったけれど まだボクはこの場所に慣れないでいる キミがもし傍で見守ってくれてるなら 気持ちは今も膨らんでボクを包み込むよ 忘れない 暗闇照らす色は 頼りない生命を示すようで怖かった 乾いた唇が 朝露に濡れて 迎えられた未来に胸があつく 叫び足りないくらい押し込めた感情は いずれは向き合う終末に残ってはないだろう 刻み込んだのは小さな言葉ひとつ 風に舞う砂が隠してしまう そんな小さな想いだけ