指に絡んだ赤い糸が 真綿のように締め付ける 不埒な二人の淡い意図が 割れて星屑のようになる もっともっと 激しく絡めて あたしの中 あなたが満ちていく 欲望だけの行為でそうあたしを汚して 小惑星は 棘があるんだよ 許されてない関係を呪って もしも逢えるなら 死んでもいいのよ 準惑星なら 尖ってて嫌よ 抱きしめるだけじゃ安心しないから 優しい指使いで あたし 首に滲んだ赤い色が 瞼の裏に焼きついて 依存快楽とシーツの滲みが 涸れて星屑が煌めく きらきら 哀の言葉を耳元で ねえ あゝ 体 寄せ合い じらすのやめて もっと もっと もっと もっと めちゃくちゃにおかして 六芒星から 流れ出す星が 許されてない関係を祝って もしも逢えるなら 生きてもいいのよ 流星群から 零れているのさ 瞬く間で見逃してしまうから チャンネルはそのままで衝撃はこの後 こんなにも沢山溢れて この躰で全て受け止めて 欲望からの厚意であたし洗い流して 誘惑星から 流れ出す星が 許されてない関係を呪って もしも逢えるなら 正直に話そう あの箒星が あたしの全てよ 抱きしめるだけで安心するから 優しい 彗星さえ そのままでいて