[ti:华散里 // vo. みぃ] [ar:GET IN THE RING] [al:After Everlasting] [00:29.51]すれ違う影に 手を振り重ねる [00:38.47]浅い微睡み 穏やかに 朝ぼらけを泳ぐ [00:47.49]雲雀の囀り そよぐ沈丁花 [00:56.43]とこしえ告げる静けさも 薄紅色に散る [01:05.62]東雲の木漏れ日に 揺れる [01:14.66]柔らかな早蕨の 仄かに甘く [01:22.62]客人よ 春の息吹に抱かれ 出逢えた宿縁を祈りましょう [01:32.22]友の盃 交わせながら はらら 桜葉舞う 交飲著 [01:40.64]さあ 此処が常世の片隅なら 心にひと華咲かせましょう [01:50.44]浮かぶ白昼の朧月 美祿が喉を射す [02:08.94]明日を繋ぐ道 絶えぬ人の群れ [02:17.94]止まるも行くも風任せ 千切れた雲に訊く [02:27.03]霞かかる深山が 運ぶ [02:36.13]そぞろ流る桃の香 水面に溢れ [02:44.14]客人よ 春の調を奏で 共に幸せを謡いましょう [02:53.70]御代の盃 遊ばせながら たまゆらを漂う [03:02.17]さあ 一夜限りの戯れなら つまらぬ憂いは呑み乾しましょう [03:11.88]祭囃子の音果てるまで 空騒ぎは続く [03:39.52]四季は巡り過ぎても 永く [03:48.62]うつろうことも知らず 変わらぬ景色 [03:56.56]夢のあと 遠い日の喧騒に 密かにまた手を伸ばしては [04:06.19]今日も盃 傾けながら 昔語り 紡ぐ [04:14.61]さあ 此処が浮世の仮初めなら 枯れないひと華咲かせましょう [04:24.30]集う人の声尽きるまで 醒めない現世に酔う