かじかむ手合わせ 白く息はき 先行く姿を 追いかけていた 鼓動に迫る秒針(はり) 焦る想い 届かなくて きっと ふわりふわりひらり これから先へ どこまでも あの日見た空の色を もう一度 見つけたい 気付かない振りも かき消してゆく 眩し過ぎる声 答えられずに 追いついた姿に 手を伸ばす まだ遠くて いつか ふわりふわりひらり 見つめた 場所へ どこまでも まだ素直じゃなくていい 信じた道をゆく 舞い散る 雪の華 頬に触れて この空を見上げた 何か変われるような 気がした まだ知らない明日が 輝いた 扉の先へ いつか ふわりふわりひらり 見つめた 場所へ どこまでも あの日見た空の色を もう一度 見つけたい ずっと ふわりふわりひらり 果てなく 続く 坂道も あの終わりのない道も 越えて行けるはず もっと ふわりふわりひらり 見上げた 場所に いつまでも 忘れかけていたものを ようやく 思い出せた