光を纏いながらカーテンが揺れている 何でもないようなことで心は蘇る そういえばこんな感じだったな 何だか泣きそうだ そいつは何度だって目を覚ましやってくる めそめそした弱い心の隙間につけこんで 自分の顔をした悪魔にそそのかされないで きっと一人では気付けないから 私には君が 君には私がいる 単純だけど、泣きそうだ 奇跡を願う人の列に並んで信じてた 順番がひとりでに巡ってくるのを待っていた いつまでたっても来るはずない 君が教えてくれた 誰にも見えない私の中で オーロラみたいにカーテンが揺れている 今、そこをそっと開けてみる きっと一人では心細いけど 私には君が 君には私がいる 単純だけど、もう迷わない