そしてまだ錆付いたこの腕はどこへ行く 回る歯車の様に日は昇りまた沈んだく 歩き続けて どれだけ越えて来たのだろう 砂に埋もれた かつての理想郷の跡地を 追われて 立ち尽くす そしてまた錆付いたこの足で どこへ行くく 焼け付く様な日差し不透明な手をかざして いつかこの体を燃やして欲しい きっと何も残らめように 「英雄は死んだ」 国を飛び交うその知らせが 私の局場所は どこにもない事を告げていた 渇いて 崩れていった そしてまた錆付いたこの喉を震わせて 凍てつく様な夜も踏み越えて叫び出す 誰かこの体を凍らせて欲しい 不透明な手を 錆付いた車輪をまた転がして躓いては 回る歯車の様に昇る日を見つめるんだ まだもう少しだけ進めるから 機械仕掛けのこの日々を