右手と繋ぐ左手 いつも僕らは 貴方を求めて歩く <<>> 揺り籠の記憶はそう まるで魚の様 ゆらゆらとまどろむ 体温を置いておく . 包まった毛布の暖かささえも捨てて 次は何処へ行こう 例えばさ 星の綺麗な町 海と山と 幸せな日々を . 貴方に触れたくて伸ばす手も見当たらなくて 隣で泣き出す君の右手と 繋ぐ左手 いつか僕らは 辿るよ 貴方への道を <<>> 僕らの命はそう まるで絵の具の様 君の姿を描いた キャンバスだけ持って行く . 例えばさ 両の手があったなら もっと上手く描いてあげられたのかな <<>> <<<婴哭>>> 貴方に触れたいと願ってた手はもう無いよ 繋ぎ方も忘れたよ 左手は宙を迷う でもいつか僕は 君の声も 笑う顔も きっと全部 届けるよ 貴方の元へと . この物語はそう この歌から始まる