気が付くと暖かくてうとうととしていた ふと辺りを見回してもわからない 見慣れた様な風景と懷かしい匂い でもそれは少しだけ違っていた 街の喧騷もざわめく人々も そこではとても近く見えてた 夢ならまだ覚めないで 希望は置いて行くから 夜の向こうに朝を 仕舞っておきたいの 夢のまにまに 誘う これは誰の夢 この幸せは一つ 仕舞っておきたいの 愉しげな旋律に祭りは続いてく 部屋の窓から見るそれは遠い 水路を流れる小船の様に 身を任せられたらどんなに良いだろう もし目が覚めた時は傍にいて欲しい 名前も知らめ貴方の夢にそっと願う 次の朝を待って夜を越えて行くから いつか迎えに来てここから連れ出して欲しい まるで夢の様な 夜が明ける 眩しい