[ti:] [ar:] [al:] [00:00.00]ふわり舞い散る かすかに光放って 麗しき幻 [00:17.47]されど幾度この手をのばすとしても [00:27.41]その心は淡雪のように [00:36.12]黄昏染まった陽炎 おぼろげに満ちた十六夜のもとで [00:52.63]果てなき天空(そら)彩る 琥珀の涙 [01:01.06]たとえうたかたの世界であっても [01:09.81]薄紅の花が舞うときがくるまで [01:18.69]祈り続ける 水泡(みなわ)に消えないように [01:29.76] [01:31.75]ゆらり水面に宿ったその恋蛍(こいぼたる) 香しき面影 [01:49.41]されど常夜(とこよ)に迷った背中を追えば [01:58.91]またいつしか儚さに変わる [02:08.17]時雨に香った露草 うららかに流れ流されゆくだけ [02:23.95]名もなき唄奏でる 春の暁 [02:32.79]たとえ幾千の時間(とき)を数えても [02:41.37]柔らかな風に乗せ運ぶ言霊 [02:50.35]祈り続ける うつろう季節を超えて [02:59.08] [02:59.50]この手にひとしずく落ちた哀しみ [03:07.71]夜風に溶け合って灯る月明かり [03:16.66]舞い上がれ 高く空も超えて [03:25.38]その向こうにきっと見えてくるでしょう [03:33.97]恋こがれ揺れる 乙女達よ [03:42.10]どうか どうか 咲かせておくれ [03:47.19]凛と気高く咲く花のように [03:54.97] [03:55.36]果てなき天空(そら)彩る 琥珀の涙 [04:04.43]たとえうたかたの世界であっても [04:13.48]薄紅の花が舞うときがくるまで [04:21.85]祈り続けよう 語りつげる調べ [04:30.38] [04:30.73]名もなき唄奏でる 春の暁 [04:39.30]たとえ幾千の時間(とき)を数えても [04:48.32]柔らかな風に乗せ運ぶ言霊 [04:57.07]祈り続ける うつろう季節へと [05:06.18]探し続ける 果てなき未来へと