[00:30.140]やっぱり君だよね? [00:33.530]ほんと驚いたよ [00:37.020]ふたりよく歩いた並木通り [00:43.930]一年ぶりに見る彼は髪が短くて [00:53.200]大人びて見えた [00:59.440]ふざけてばかりで [01:02.750]話を聞かなくて [01:06.360]わたしもむきになっていた [01:11.840]君が [01:13.240]大人になるのを待てずに遠ざけていったのは [01:23.270]わたしだったね [01:28.640]いつも [01:29.840]マイナス1℃の雨が降る [01:37.300]君がくれたナミダ [01:44.550]そのやさしさまでわからなくて [01:51.060]ずっとこの胸をしめつけた [02:10.100]通りをわたって [02:13.810]声をかけたいな [02:17.520]一瞬思ったけど足を止める [02:24.370]まじめな横顔 [02:28.380]きっともう君の目に [02:31.790]わたしは映らないから [02:38.040]いつも [02:39.880]マイナス1℃の雨が降る [02:47.460]冷たすぎるナミダ [02:54.700]はぐらかす態度に怒ってたけれど [03:01.350]実は救われていたんだね [03:10.650]風に乗った雲が ゆっくりと今ふたつに [03:22.090]ちぎれていく [03:29.640]ひとりで勝手に強がって [03:36.630]わたしを苦しめてたのは [03:44.300]君じゃなくわたし自身だったね [03:51.100]君に出会えてよかったよ [03:57.950]いつも [03:59.210]マイナス1℃の雨が降る [04:06.120]消えていくナミダは [04:13.500]夏の空の下 思い出に変わる [04:20.190]髪を束ねて歩き出そう [04:28.130]このナミダをきっと忘れない