[00:00.00] 作曲 : 尾崎雄貴 [00:01.00] 作词 : 尾崎雄貴 [00:28.12]昨日の晩から君は月を見てる [00:33.49]朝日が昇っても月は見えるの? [00:39.16] [00:40.45]声をかけても聞こえていない [00:45.30]そんなところが僕は [00:48.38]嫌いで好きだった [00:51.18] [01:48.76]カレンダーを破る音で [01:51.84]目覚めた冷たい朝はいつだっけ [01:59.31] [02:01.04]寝ているうちに雨が降って止んで [02:06.26]テレビからインチキ女の声がする [02:11.77] [02:13.47]「毛布の中で [02:15.56]活きる革命家は死ねよ」 [02:19.71]そんな感じのこと話してた [02:23.88] [02:25.59]同じような日々をぐるぐる周り [02:30.28]三周くらいして人は死んでいく [02:36.08] [02:37.59]分かりきったこと言っているだけ [02:40.61]それでもここから抜け出そうぜ [02:43.90]決まったやり方で [02:46.38]僕らは幸せになんかなれない [02:49.68] [02:50.51]サイレンが鳴って [02:53.13]耳をつんざいた [02:56.27]やっと君は月を見るのをやめた [03:02.12]急いで散らばった欠片を集めて [03:08.06]君の気付かないうちに隠した僕は [03:14.76] [03:17.95]毛布の中へ [03:23.27] [03:55.75]優しいだけの言葉が [03:58.54]僕の口からシャワーのように [04:03.36]吹き出して虹を作る [04:06.60] [04:07.48]七色に光る綺麗な虹を [04:12.64]「汚い色ね」って君は笑って泣く [04:18.29] [04:45.64]また降りだした雨の中 [04:48.24]かき消した虹の色は忘れて [04:51.63]反射しあうガラスの [04:53.70]欠片みたいに僕らは擦れ合った [04:58.50] [05:01.15]サイレンが鳴いて耳をつんざいた [05:06.75]触れ合った指は [05:08.94]もうすぐ離れてく [05:12.75]毛布の中から [05:14.63]そっと片足を出して [05:17.91] [05:18.61]冷え切った部屋から [05:21.21]早く出ていこう [05:24.47]カレンダーを破る音で [05:28.55]目覚めた冷たい朝 [05:32.34]いつだっけねぇいつだっけ [05:36.01]外で月を見ようよ [05:38.80]僕はそれを見ているよ [05:41.71]もうそれだけでいい [05:44.53]本当にそれだけでいい [05:48.09] [06:11.32]いつもと同じ [06:13.55]君は月を見てる [06:16.72]これからどうしようか [06:19.53]なんて考えてない [06:22.18] [06:23.75]バックミラー越し [06:25.95]君と目が合う [06:28.80]サイレンの音から [06:31.98]遠ざかっていく